ノスタルジーを感じる小樽北運河の魅力は?見どころと人気スポットは?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。3/14のあさイチでは北海道・小樽の北運河から生中継されるようです。小樽運河といえば小樽の中でも人気の観光スポットですが、川を下って左側奥の小樽北運河は観光客も少なく、古くからの小樽の街並みが残されているノスタルジックなところです。友人の実家が小樽にあったので、何度か訪れたこともありますが、風情があって素敵な街でした。

小樽運河
小樽運河

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小樽運河って埋め立てられるところだったの?

小樽運河は、今でこそ北海道、いや日本を代表する観光地になっていますが、かつて小樽では運河埋立の機運が高まったことがありました。

紆余曲折の後、大正12年に竣工した小樽運河は、最盛期には600隻もの艀(はしけ)船が、沖合に停泊する船と倉庫街を行き交っていたといいます。

しかし時代が昭和になって小樽港の改築工事が進み、大型船が直接埠頭に接岸できるようになると、運河の役割も薄れていきました。

小樽運河が衰退して自動車の時代になると、1971年(昭和41年)には、運河を埋め立てて道路にする計画が持ち上がります。

1973年(昭和48年)には運河埋め立てを推進する経済界の圧力から運河を守るために、「小樽運河を守る会」が結成されました。

しかし1986年(昭和61年)には、運河の一部が埋め立てられて、竜宮橋から浅草橋までのあたりが、それまでの半分の20m幅の現在の姿になりました。

それでも現在のように、歴史的建造物などを再生して観光まちづくりに活用していく流れは全国に広まり、小樽だけでなく各地の観光資源になっています。

小樽運河(北海道公式観光サイトより)
小樽運河(北海道公式観光サイトより)

そんな姿を振り返ると、「よくぞ一部だけでも残した!」と喝采を送りたい気持ちになります。

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北運河の見どころは?

地元では「北運河」という地名はありませんが、観光ガイドでは運河にかかる「龍宮橋」から北の方を「北運河」と呼んでいるようです。

北運河の横には大きな道路がないため(埋め立てられなかった)古くからの40m幅の運河の姿が見られます。

小樽北運河(「おたるぽーたる」より)
小樽北運河(「おたるぽーたる」より)

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小樽駅からまっすぐ下ってきたところにある中央橋から、運河沿いに左(北)に向かって進んだ龍宮橋までの間には、歴史的建造物「旧小樽倉庫」を利用した小樽市総合博物館や、観光プラザなどがあって、運河を散策する観光客も多いところです。

ここには「UNGA↑(うんがぷらす)」という、小樽の歴史文化を載せたオリジナル商品の他、小樽・北海道の良品、北前船の寄港地の良品などをセレクトしたお洒落なお土産ショップがあります。

UNGA↑(公式サイトより)
UNGA↑(公式サイトより)

小樽百貨 UNGA↑

北海道小樽市色内2丁目1番20号
TEL:0134-65-8150
営業時間:11:00~18:00
定休日:年末年始
URL:https://unga-plus.com/

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臨港線の道路が左に折れて小樽の市街地に向かった先をさらに運河通りを直進すると、お店や観光客の数はグッと減りますが、運河に浮かぶ艀や漁船を眺めながらのんびりと散策を楽しめます。

まさにノスタルジックなかつての小樽の雰囲気を残している素敵なところです。

小樽漁協の市場を過ぎて「運河公園」まで歩くと小樽運河は終わりになります。ここから運河の先を右の曲がると、小樽港の岸壁は目の前です。

運河の南端から500mほどの散策ですが、ゆっくり歩いて30〜40分ほどの道のりをのんびり歩いてみるのもいいのではないでしょうか?

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小樽北運河のまとめ

小樽運河って埋め立てられるところだったの?

時代が昭和になって小樽港の改築工事が進み、大型船が直接埠頭に接岸できるようになると、運河の役割も薄れていきました。小樽運河が衰退して自動車の時代になると、運河を埋め立てて道路にする計画が持ち上がります。

1986年(昭和61年)には、運河の一部が埋め立てられて、竜宮橋から浅草橋までのあたりが、それまでの半分の20m幅の現在の姿になりました。

北運河の見どころは?

小樽駅からまっすぐ下ってきたところにある中央橋から、運河沿いに左(北)に向かって進んだ龍宮橋までの間には、歴史的建造物「旧小樽倉庫」を利用した小樽市総合博物館や、観光プラザなどがあって、運河を散策する観光客も多いところです。

臨港線の道路が左に折れて小樽の市街地に向かった先をさらに運河通りを直進すると、お店や観光客の数はグッと減りますが、運河に浮かぶ艀や漁船を眺めながらのんびりと散策を楽しめます。

まさにノスタルジックなかつての小樽の雰囲気を残している素敵なところです。

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