仙台の森の中にある巨大なリングは何?何するもの?【ナニコレ珍百景】

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こんにちは鳥巣です。2/4のナニコレ珍百景では、仙台の森の中に世界水準の巨大施設が紹介されるようです。しかも最後の取材⁉になるかもということで、妄想力全開で調べてみました。

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仙台の森の中にある巨大施設とは?

「仙台の巨大施設」といえば、「仙台大観音」が有名なようですが、これは森の中というより住宅地の外れで裏はゴルフ場なのでちょっと違うような気もしますね。

仙台大観音(Googleマップより)
仙台大観音(Googleマップより)

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それに番組では”最後の取材⁉”と言ってるようなので、もしかしたら東北大学の青葉山新キャンパス内に作られた”次世代放射光施設「ナノテラス」”ではないでしょうか?

学生時代に”物理屋”だった私には、こういう形の巨大な建物を見ると”加速器”にしか見えないのですが、調べてみるとやっぱり加速器の一種でした。

ナノテラス(Google Earthより)
ナノテラス(Google Earthより)

これは「ナノテラス」という施設で、2023年3月に竣工して2024年度には本格運用が開始される予定です。2023年に一般公開されたということですから、本格運用が始まってしまったらなかなかバラエティ番組の取材は受けてもらえなくなるかもしれませんね。

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次世代放射光施設「ナノテラス」って何するもの?

簡単にいうと、「ナノまで見える巨大な顕微鏡」です。もっとも巨大なのは電子や陽子を加速する”加速器”の部分で、肝心の顕微鏡はそんなに巨大ではありません。

でもこの”顕微鏡”は、物質を原子レベルまではっきりと見ることができる最先端の顕微鏡なんだそうです。ナノメートル(100万分の1ミリ)級の超微細な世界を可視化できるそうです。(ちなみに、分子の大きさは10ナノメートル、原子の大きさは0.1ナノメートルです)

”加速器”自体は日本中にあって、私のいた大学の実験室にも小さなものはありましたが、ここまで大きなものになると筑波の学研都市などの広大な土地があるところでないと作れません。

ナノテラスは1周350メートルの装置があり、直径は約100メートルです。観光名所でもある青葉城跡の裏山に続く、東北大学青葉山キャンパス内にありますが、おそらく一般公開はされないと思います。(見たい人もそんなに多くないでしょうし)

ナノテラス(画像出典:Nano Terasu公式サイト)
ナノテラス(画像出典:Nano Terasu公式サイト)

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仙台の巨大施設のまとめ

仙台の森の中にある巨大施設とは?

これは東北大学青葉山キャンパスにある「ナノテラス」という施設で、1周350メートル、直径は約100メートルの巨大”加速器”です。

次世代放射光施設「ナノテラス」って何するもの?

簡単にいうと、「ナノ(非常に小さなもの)まで見える巨大な顕微鏡」です。もっとも巨大なのは電子や陽子を加速する”加速器”の部分で、肝心の顕微鏡はそんなに巨大ではありません。ナノメートル(100万分の1ミリ)級の超微細な世界を可視化できるそうです。

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