世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関、PADI

世界175ヶ国以上で10万人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーと約3,500店のダイブセンター、さらに1,000ヶ所を超える提携リゾートからなるワールドワイドな組織であるPADIは名実ともに世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関です。PADIは本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に8ヶ所のエリアオフィースを配し、メンバーへのCカード(認定証)発行、教材・商品の開発や店舗運営のビジネスサポートを行っています。また、行政・業界への取り組み、ダイビングのフィールド整備から水中環境保護プロジェクトAWARE(アウェアー)の推進まで世界中の多くのPADIメンバーと共に幅広く活動しています。1966年設立以来、1,000万枚以上のCカードを発行しており、全世界で年間100万人を超えるダイバーが、PADIの教育カリキュラムによる認定を受けています。その割合は世界中のダイバーの約60%以上にも及んでいます。
日本でもすでに40万人以上をPADIのダイバーとして認定しており、Cカードの総発行枚数では80万枚を超え、世界と同様に日本でも認定マーケットの約60%以上のシェアを誇っています。国内では約400店舗を超えるダイブセンターとPIRAリゾートがあり、およそ5,000名のインストラクターを含む約1万人のプロフェッショナルメンバーが、ダイバーの育成にあたっています。
( Cカード・・・・ Certification Card 認定証 )

History

1966年、PADIはジョン・クローニンとラルフ・エリクソンによってスクーバーダイビングの教育機関として生まれました。それまでの軍隊式で任務遂行型、肉体的な能力のみが要求されるハードなものだったダイビング・トレーニングを根本から改革。手軽に安心して楽しめる継続性重視のトレーニング方法を目指し、段階を追いながらレベルアップして行けるトレーニングプログラムを創り上げたのです。PADIのモジュラー・スクーバ・コースのシステムは、インストラクターの講習方法までをトータルに設計。ダイバーそれぞれの能力レベルにあったカリキュラムを提供しながら、高いレベルの安全性と知識・スキルの習得を可能にしました。この成功でリクリエーション・ダイビングの教育方法が飛躍的に進歩し、さらには安全性を大きく向上させたのです。
またPADIは常に効果的で効率よくマスターできる教育システムの開発を継続しています。自宅学習プログラムのスタートやダイビングの魅力をさらにわかり易く伝えて行く為に、ダイブトゥディ(今日からスタート)を合い言葉にウォータースキルからスタートするアプローチを核に多くのダイバーの為にダイビングの楽しさや魅力、安全性の追求をし続けています。